ARDUINO UNOだけでスケッチ(プログラム)を書いて動かしてみよう!

前回はArduinoをPCに接続してランプが光っただけで興奮したパパ(筆者)ですが、今回は簡単なスケッチ(プログラム)を書いて、Arduinoを動かしてみようと思います。

とりあえずArduino本体だけ購入して電子部品無いよ~という方も本体のLEDランプを使うので大丈夫ですよ

では早速、Arduino本体とPCをUSBケーブルで接続しましょう(Arduino IDEは前回インストール済みです)。

Arduinoに何も手を加えていなければ、本体基盤のLランプ(黄色)が1秒間隔で点滅していると思います。これをもっと早く点滅するようにしてみましょう。

2017062401

PCのデスクトップ又はスタートメニューの中から「Arduino」を起動します。

2017-06-24 (2)

2017-06-24 (3)

スケッチのエディタまで起動したら、そこに以下のコードを入力してください。(コピペでもOKです


void setup() {
  pinMode(13, OUTPUT);
}

void loop() {
  digitalWrite(13, HIGH);
  delay(100);
  digitalWrite(13, LOW);
  delay(100);
}


コードの説明は後でします。まずはLランプの動きが変わることを体験するために先に進めます

コードの入力が終わったら、エディタ画面の左上にある再生ボタンみたいなものを押してください。
このボタンはコードをコンパイルしてArduino本体に命令を書き込むボタンです。

どうですか? 先ほどまでとは違って、Lランプのチカチカ点滅が早くなりましたよね!!
パパは電子部品の発光ダイオード(LED)を持っているので、Arduino本体の13番ピンとその隣のGNDに挿して明るくして点滅を楽しみました!


もうパパは興奮を抑えきれません!!!





ハァハァ・・・

ひとりで突っ走って疲れたので、コードの解説をやって今回は終わりたいと思います。

コード解説

Arduinoコードの基本ですが、大きく2つの部分に分かれています。

ひとつが「 void setup()
もうひとつが「 void loop() 」です。

void setup()は、Arduinoに電源が入って最初に1回だけ実行されます。
void loop()は、Arduinoに電源が入っている間、ずっと繰り返し実行されます。

他のプログラム言語を使ったことのある方なら、理解は早いでしょうが、初めての方は難しいですね。。

要は、
 電源ON → setup()を実行 → loop()を実行 → loop()を実行 → loop()を実行 → ・・・
って感じで、この後電源OFFまでずっとloop()を実行です

最後に今回使った各コードの意味をずらっと並べますね~

  pinMode(13, OUTPUT); ・・・13番ピンを出力モードに設定
  digitalWrite(13, HIGH); ・・・13番ピンをHIGH(電圧+5Vにする)に設定
  delay(100);      ・・・100ミリ秒待つ
  digitalWrite(13, LOW); ・・・13番ピンをLOW(電圧+0Vにする)に設定
  delay(100);      ・・・100ミリ秒待つ

もうちょっと遊んでみたい人は、delay(100)のところの数字を500にしてみたり、2000にしてみたりすると点滅が変わって遊べますよ


次回は、電子工作パーツを使ってもう少し別の動きをArduinoにさせてみようと思います!